十和田湖マラソン大会振り返り②
先日のブログの続きです。
第1回十和田湖マラソン大会。
10kmまでのラップタイムは
3'50"-4'30"-4'06"-4'11"-4'14"
4'11"-4'09"-4'04"-4'14"-4'22"
10km通過は41'49"(4'11"/km)
呼吸も楽にできてる。
脚にダメージもまだない。
気持ちも身体も好調、走るのがとても楽しくなってきました。
非常に順調です。
このままのペースを維持できればゴールタイムは88分台。
PB更新です。
ただ、走ってる最中はそんなことは考えておらず
「気持ちよく走れてるなー。楽しいなー。このまま最後まで脚が持つといいなー。」
なんてことを考えていました。
さて、コースも折り返し地点。
十和田湖を約1/4周して受付場所の休屋エリアに戻ってきました。
このあたりはコース上で唯一といっていい、沿道からの応援を受けられるエリアです。
地元の方々や宿泊客の皆さんが手をふって、なかには手作り(?)の旗をふって応援してくれます。
やはり応援を受けると元気が出ますね。
ここから続く登り坂にむけて力をもらいました。
さぁ、いよいよコース最大の難所に到達!
登り坂直前の給水所でスポドリを補給して、いざ出発!
登りが3kmも続くということで、脚を消耗しすぎないように慎重に進みます。
が、500mぐらい登ったあたりから早くも呼吸が弾みはじめる…
この坂、なかなかキツいぞ…!
延々と続く登り坂…
しかもカーブも多く、先が見通せません。
下り坂にさしかかり、ホッと一息ついてカーブを曲がったら、再びそびえ立つ登り坂。
この坂、体力だけでなく心も折りにかかってきます。
脚へのダメージを少なくするため、走り方を変えたり腕を大きく振ったりと工夫をしながらひたすら登り続けます。
登って、
少し下って、
また登って、
後から聞こえてきた話だと、この区間で歩いてしまった人、大勢いたみたいです。
13km地点の給水所に到達。
スタッフから「ここからは下り坂です!」と声をかけられ、頂上に到達したことを知ります。
長かったー!
ここまでの3kmのラップタイムは
3'44"-5'30"-6'00"
平地に比べガクンとペースが落ちました。
(11kmのタイムは距離計測かなにかの間違いかと思います。そんなにペースあげた覚えはないので。)
ただ、息はあがっていますが体力を消耗しすぎた感じはありません。
走り終えてみての感想なので結果論になってしまいますが、もう少し力を使って頑張って登ってもよかったかもしれません。
ここからは下り坂!
3kmかけて登った180mを今度は1kmちょっとで下り切ります。
この坂が急!
すごい急!!
下り坂のセオリーに従って、ブレーキをかけないよう前傾姿勢で走りますが、どんどんスピードがでます。
下り坂もカーブが多いので腕振りでバランスをとらないとコース取りがうまくできません。
「これは下り切った後の脚の消耗具合が心配だぞ…」と、心の中では思いながら、下り坂大好きな私はスピードにのるまま突っ込みます。
結果、この2kmのラップタイムは
3'56"-3'32"
登り坂と合わせたこの区間の平均ラップは4'32"。
結果イーブンペースとはいきませんでしたが、そこまで悪くはないかと思います。
下り坂の勢いそのままに終盤戦に突入です。
16km地点の通過タイムは1°08'36"。
ここで初めてゴールタイムを意識します。
90分を切るにはここからの5kmをだいたい4'12"で走り切る必要があります。
呼吸の乱れはあまりなく、気持ちいいリズムを刻めています。
ペースアップしてもゴールまで持つかもしれない…
当初の目標は91分台でしたが、ここで記録への欲が出てきます。
しかし!
記録を狙ってペースアップをしたその瞬間、太ももの内側にピキッとした張りが…
さらにはふくらはぎにも張りを感じます。
ここにきて坂道のダメージが脚に…
すこし力を入れれば攣ってしまいそう。
ここで止まってしまえば大幅なタイムロスになるので、ペースアップしたい気持ちを抑え、様子をみながら走ります。
18km地点の給水所で水をもらい太ももにかけると、これが良かったのかだいぶ脚が楽に。
最後の力を振り絞ります。
終盤はラップタイムだけをなんとなく気にして、トータルのタイムは追わないことにしています。
とにかく1秒でも早くゴールに!
そして!
遂に!!
ゴール!
手元のタイムを確認すると…
1°30'01"
2秒!
90分を切るのにあと2秒足りませんでした。
ラスト5kmのラップタイムは
4'26"-4'46"-4'15"-4'15"-3'14"-0'28"
(21kmのラップも距離計測のミスかなんかでしょう。さすがにこんなに早く走れた覚えはありません)。
脚が攣りそうになった17、18キロ地点のペースの落ち込みが激しいですね。
坂を越えてからも呼吸はあまり苦しい感じしなかったし、ラストの3kmはまあまあ追い込めているので
やはり脚の張りが今日のブレーキポイントでした。
ただ、レース全体を振り返ってみると、当初の目標である91分はクリアできています。
あのアップダウンの激しいコースでこのぐらいのタイムが出せたのは、個人的には満足のいく結果でした。
納得のいくレースができなかった時のフィニッシュ後って、疲労困憊で「もう一歩も動けない…」となることが多いんですが
今回はそういう感じもなく、ほどよい疲労感でレースを終えられました。
ここまで取り組んできた練習がしっかり身についているという実感を得られたいいレースでした。
帰りは行きと同じく遊覧船。
今度は40分ほどかけて船内アナウンスを聞きながら受付場所まで戻ります。
特設会場では、十和田湖名物のひめます汁とB-1グランプリで金賞をとったこともある十和田バラ焼きがふるまわれていました。
量も味も満足の内容でしたが、ここでこんなに食べちゃったら近くのお店にお客が入らないんじゃ…
と余計な心配も…。
今回、初めて第1回の大会に出場しましたが、目立ったトラブルもなく、運営もスムーズだったと思います。
コースは起伏が激しく、記録を狙うには向かないかもしれませんが、十和田湖畔を風を切って走るのはとても気持ちが良かったです。
来年以降もぜひ開催を続けていただきたいと思います。
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